読書感想文です。



短いです。
素直な文章なのでさくっと読めます。二時間ちょっとで読めます。
元はケータイ小説だったのですね。
表紙とあらすじが好みだったので衝動買いしました。


王道でした。
あんまり王道ストレートなので内容について書くことがあまり無いです。
帯に「大号泣」と書かれているので絶対泣かないな、と思ってたんですが
親子ものに弱いので泣きました。親子が仲直りするとすぐ泣きます。悔しい。

主人公は中学生で思春期反抗期まっただ中の女の子、百合。
ある日母親と喧嘩をして家を飛び出し、近くの防空壕で一夜を明かして目を覚ますと
そこは70年前、戦時中の日本だった--

主人公が中学生なだけあって、中学生か小学校高学年の夏休みの読書感想文に丁度いいかもしれません。
素直なお話で、タイムスリップした主人公が戦争の悲惨さを身にしみて感じる話です。  
「私」目線で話が進んでいきます。
本を読まないタイプの人向けかもしれません。 

主人公が恋をする彰という青年がいるのですが。
彼がめちゃくちゃかっこよかったです。
こんな二十歳が実際にいたら惚れないわけなくない?主人公の恋のライバル絶対多くない?
何度も主人公の命を助けてくれます。
誠実でどこまでも優しく家族想いで勉強もできて周囲の仲間が死ぬのが辛くて特攻に志願するという
戦争物の主人公の鏡……
 
表紙の絵の印象が強すぎて、あんまり主人公は美人ではないようなイメージが邪魔をしてきてしまいましたな……