今日、会社で残業してきました。
3月以来なので、実に半年振りでしょうか。
デザイン業界にしてはホワイトな企業に恵まれていると思います。
が、こんなもんで納得するつもりはありません。
一日四時間労働で豊かに過ごす日々を目指して、今回の残業について書こうと思います。



原因



今回の原因は完全に企画側の問題です。
私の業務は、企画が作った仕様に沿って、ゲームに使用する画像を作成することです。
作成された画像はプログラマーによってゲームに表示されます。

私はスケジュール管理者が作った予定通りに作業をこなしていました。
手が空いていたので他の人の作業を引き継いで、画像を完成させました。

が、今日中に絶対にプログラマーに渡さなければならない画像が、夕方になって変更がかかったのです。

えええ……とうんざりしつつ(いつも仕様待ちが発生するので)、変更された仕様を教えてくださいと投げかかると、今作成中で定時までに終わらないから待ってくれと……。

えええ……という話ですよね。
今日中に必要なものでなければさっさと帰っていたのですが。



問題点



デザイナーは充分な人数が確保されています。
社員の方は時々残業もあるようですが、その多くは突然の仕様変更や、他社からの素材が来るのを待っていたため。
デザイナーはてきぱきと仕事をこなしているのに、仕様の遅れによって終盤に焦ることになったり、今日の私のように残業することになります。

運営型のゲームなので、継続的にゲーム内イベントを配信しているのですが、イベントに必要な画像を作成する段になる頃には全ての仕様がそろっていなければなりませんよね。
急に変更されても困るわけです。
デザイナーが遅れればプログラマーが、デバッガーが困るわけです。

一度イベントを休んで、仕様作成に一週間余裕を持たせることはできないんでしょうかねぇ。
まぁこんかいの突然の変更も、収益が落ちていることにひとつの原因があるようなので、イベントを休むなんてできないんでしょうね……。

構造的に、孫請けとか外部発注とかしてるから、「まず遅れるもの」なわけです。
これはどうしようもないです。
遅れないものとしてスケジュール組むと、それこそブラック労働の始まりですよ。

「まず遅れるもの」でありながら、企画担当者がなんだか悠長に仕様を作っている。
というかスケジュール切ってないくさい。
今日にはその仕様欲しかったんですけど!とか言っても驚かれたりする……。
えーっ!?企画とデザインとプログラムの予定すり合わせとかしないのー!?ってかんじですよね。。。
このデザインはイベント開始の何日前までに必要で、それを作るには何日かかって、って、デザイナーしかわかってなくて、企画の人はそこ理解してないってことですよね。
だから直前になって平気で変更かけたりする。

変更の必要性に気づいたの、誰なんだろ……。
なんで今まで変更の必要があるって気がつかなかったんだろう……。

大きな組織だと、「誰かがやっているはず」「上司に確認お願いしたけど返事が無い」「返事の催促してるうちに次の作業が入って忘れてしまう」「チャットの履歴が流れる」「口頭で伝えても忘れる」
なんてことがしょっちゅうです。

いやー、組織なんてやってられませんね……。
せいぜい3、4人のグループなら、今どこで何が動いているのか把握することができるのですが。

え、スケジュールのすり合わせについて自分で周りに働きかけて改善しようとしろよって声が聞こえる。
そんなことできるわけないじゃないですか……私はコミュ障なんですよ……精神力すり減らしてうつになるわ……

何度も確認をする、自分の持っている作業をしっかりメモする大切さは改めて自分の胸に刻むとして、
ではこれを改善するにはどうしたらいいか……


時間が無いので


改善案について考えてみる



まず第一に考えられるのはイベントを一回休む、ですよね。
でもこれは先にも書いたとおり予算的に難しい。
しかもそれをやっても現状のスタッフの意識ではまたじわじわと遅れが出てくる可能性が高い。
休むことはできなくてもイベント縮小……も同じことですよね。

職種ごとのスケジュールのすり合わせをしつつ、
収益性を上げるか、スタッフの能力を底上げするかしないといけないですよね……。

あとは、仕様に関していうと、トップの人しかまともな目を持っている人がいないのは問題です。
偉い人に逐一確認に行く、偉い人しか問題点に気が付かない、その偉い人はいつも忙しくて連絡しても捕まらないことがよくある。
これでは仕様が遅れるのも、終盤で突然仕様変更になるのも当然です。

……詰んでる……。

私も人のこと言えた義理じゃないですが、
広い視野を持った優秀でリーダーシップの取れる人間がいない。
全員が「誰かがやるだろう」「トップの人が判断するだろう」という意識になっている。
これ、スタッフの性格の問題もあるんでしょうけど…
細かいこと、重箱の隅をつつくようなことは得意だけど、広い視野や、ユーザーの気持ちになって企画を見るのが苦手なんですよね、この組織。
人数が多いという時点でこの問題は常に付きまとうんでしょうね……。
だって、主体的に動こうとしても、自分に振られた作業だけで精一杯。
主体的に動こうとすると煙たがられる。
なら、淡々と与えられた業務をこなしていればいい……組織の改善は上がやるだろう……。
という気持ちになってしまう。。。

うーん、こういう停滞した気分を払拭するには……
私だったら、会議をもっとにぎやかにする。
ブレストのやり方を遊びのような雰囲気にして、先輩後輩関わらず意見を出しやすい会議にする。
会議室をもっと落ち着く雰囲気にする。まず照明はLEDにする。白色灯じゃなく暖色にする。
フロアで猫を飼う。
ブラインドを上げて窓を開ける。←これはセキュリティ上できない…

とかですかねぇ……。